2011年 代交替式・新歓コンパレポート

2011年5月29日(日)関学会館にて代交替式が行われました。               
式の後には新1回生12名(男子4名・女子8名)の歓迎コンパを西宮北口にて行いました。
これで、4回生4名(男子4名)3回生4名(男子2名・女子2名)2回生12名(男子10名・女子2名)の総勢32名体制になります。            
今年も沢山の新人を迎えて、安全かつ有意義な活動ができることを願います。      




則定部長より開会の挨拶
4回生部員へねぎらいのメッセージが送られました。




2010年度年間活動総括(左より伏見、山森、上野、西宇)



年間部活動総括  伏見直之


 温故知新をスローガンとして掲げた今年度だったが、少なからず方針に沿って活動する事ができたのではないだろうか。 16名の新入生を迎え、大きな喜びを胸に毎年お馴染みの六甲山で男女ともに活動をスタートした。夏合宿の舞台として男子は奥多摩・奥秩父を、女子は南アルプスを選び、それぞれ長期にわたる縦走の計画を無事成功させることができた。最終目標である春合宿を男子は岩手山、女子は蔵王で実施することを決めた。冬活動では男女それぞれが立山、戸隠で技術を磨き、女子は困難な天候の中で見事春合宿を成功させることができた。一方で3月11日に発生した東日本大震災によって、男子の春合宿は中止となった。後輩達には今年度積み上げてきたものを更に発展させて、是非とも来年の春合宿を成功させてほしい。
 故きを温ねて新しきを知る。積極的に過去の事故資料に当たる事で、より安全に山行をするにはどうすれば良いか、現在部で行っている事にはどういう意味があるのかを知る事ができた。特に大長山の事故報告書を部員全員で見直し、事故について考えた経験はその後の山行で判断を下す際に役に立ったと思う。また、過去に勝山や戸隠でどのようにお世話になったのかを知った事で、ワーク合宿等へのモチベーションを向上させる事ができた。
 安全山行を行うには運営体制が確固としたものでなければならないという考えのもと、一つ一つの事務作業や手続きなどを確実に行う事を目標としていた。しかし徐々に役割分担が曖昧になってきたり、監督コーチ陣へ資料を送付するのが遅れがちになったりといった状態に陥り、運営体制を確固としたものにするという目標を達成することはできなかった。同じ間違いを繰り返さない為に、明確な取り決めを作り、そしてどうすればその取り決めを全員が守れるか、具体的な方策を考える必要がある。また、部の運営の基礎となる会計や装備の管理の点でも至らない所がありOB・OGの方々にお世話になって、ご迷惑をおかけした。同じ失敗を繰り返さないように今年の反省を十分に踏まえ、万全の運営体制を構築して欲しい。
 温故知新というスローガンには本来の意味に加えて、新しい事に挑戦して我が部の可能性を広げるという意味も込めていた。男子の夏合宿は、北アルプス、南アルプス、北海道という王道の計画を敢えて外し、奥多摩・奥秩父という過去に行ったことの無い山域で実施した。PWについて言えば、これまで計画の立案は2年生にならないとできないようにしていた。しかし1年生も立てたい計画が有るはずだ、自分で計画を立てる事ができたら活動に一層やり甲斐を見出せるだろうと考えて計画の立て方を指導した。その結果、1年生の計画した自転車PWを実施する事ができ、日程などの問題で計画倒れとなったが2件の滑降PWを1年生が立案した。勿論計画を立てるに当たっては、より良いPWにする為に上級生の助言が不可欠である。計画立案の指導については不十分な点も多々あったと思うが、今後も1年生に限らず素晴らしい計画を立てる努力を積んで欲しい。
 新しい活動への挑戦として無人島PWを実施した。普段の活動では山を中心的な舞台としている参加者にとって、海に囲まれた場所でのPWは新鮮な経験となった。しかし部の装備に頼り過ぎて無人島サバイバルの良さを減じてしまうなど改善点も見つかった。以降実施する際は今回の反省を踏まえてより良いPWにしたい。
 自然を舞台とする活動には他にも洞窟探検やトレイルランニング、ラフティッグなど様々なものが有る。ワンダーフォーゲル部の可能性はまだまだこんなものではない。活動の深化を疎かにしてはいけないが、挑戦したい活動が有れば恐れずにチャレンジして欲しい。
 今年度は16名が入部し、途中4名が個々の事情で退部したものの、12名が1年間真摯に部活動に取り組む事ができた。人数が多いために共同装備で新たに買い足さなければならない物が多く、資金面や装備の借用の面でOB・OGの方々に大変お世話になった。いつも現役に手を差し伸べてくださるOB・OGの皆様には感謝してもしきれない。


「男子」年間部活動総括  伏見直之

 今年度は勧誘の努力が実を結び、男子だけでも11名の新入部員を迎えることができた。部員が充実するほど活動の魅力も増す我が部にとっては大変喜ばしいことである。対する上級生は6名と比較的少なく、指導が大変だとうれしい悲鳴を上げながら活動を始めた。
 1年生の指導においては、テント設営や食当でこれまでの定型的な文言を暗唱させるような形から、まず練習を積んで順序を体で覚えてから適宜適切な指示を出させるようにした。始めるまでは生活技術の質が低下しないかなど危惧していたが、練習を重ねたことによってそのような事態にはならなかった。この方法で生活技術を習得した彼らが次の代に正しく生活技術を指導できるのかという意見がミーティングの場などで出てくることがあったが、全員押さえるべき基本を押さえているので後輩の指導にあたっても問題はないと考える。一つ一つの基本を丁寧に、生活技術に限らず合宿中は細かな事にも気を配って活動の質を高めていって欲しい。
 夏合宿ではこれまでにない新しい山城に挑戦しようということで奥多摩・奥秩父をフィールドとして選定した。藪漕ぎの行程を含んだ8泊9日の縦走というハードな内容だったが、富士の絶景や長期縦走特有の達成感を存分に堪能することができた。下山後に1年生のロから「ワングルに入ってよかった」という言葉が出たときには、上級生にも「やっぱりワングルをやっていて良かった」という思いが込み上げてきた。
 当初、方針では春合宿をアタック形式で行うつもりであると書いていた。しかし、やはりこのメンバーで縦走がしたい、最高の達成感の中で総決算である合宿を終わりたいという思いが湧いてきて、八幡平から岩手山を目指す縦走形式の計画に春合宿を変更した。そうして始まった冬活動だったが、最初に感じたのは1年生の機動力の高さだった。スキーの経験者が多く、秋合宿の訓練からスイスイと滑る者も何名かおり、初心者だった者も戸隠でのスキー合宿でメキメキと上達していった。夏に養った基礎体力とスキー合宿で培った技術で多くの1年生が山スキーを楽しんでいるようだった。
 アイゼン歩行の技術向上を目指して計画した冬期ACT3は御嶽山で行った。これまで比較的天候に恵まれた山行が多かった分、頂上付近での強風は我々に自然の厳しさを再認識させるのに充分なものだった。しかしその激しく、全てを凍りつかせるような強風の中を力強く歩く後輩たちを見ると、彼らも逞しくなったものだと感慨深いものを感じた。夏のACT1から全ての合宿を無事に遂行し、御嶽山も踏破した。あとは万全の態勢で春合宿に臨むのみ、というところで東日本大震災が発生した。合宿予定地の岩手は壊滅的な被害を受け、八幡平・岩手山での実施は不可能となった。すぐさま上級生でミーティングを開き、春合宿を中止するか、場所を変えて行うか等を話し合った。その結果、地震の
影響を受けていない乗鞍岳で、縦走から最後は滑降でしめるという計画に変更して何とか春合宿を実施しようという話にまとまった。しかし、その直後に長野県北部、また静岡県でも大きな地震があり、東北の被害の大きさも次々と明らかになってきた。このような状況下でただでさえリスクの高い雪山登山はするべきではないと判断し、春合宿を中止する決断を下した。去年の春合宿はゴール直前に撤退するという結果になり、その雪辱を果たしたい、現役生活の総決算となる合宿を成功で終わらせたいという思いが胸の中にあったが、思いに押されて危険を冒すことはできない。気持ちを切り替えて、今後何を為すべきかを考え前に進んでいきたい。
 改めて今年1年を振り返ってみると、夏活動の半ばに1年生が1名やむを得ない都合で退部することとなったが、10名がここまでやってくることができた。これは「全員が活動にやりがいや楽しさを感じることを目指す」という、当初に立てた目標をある程度達成できたという事になるのではないだろうか。また、別の目標で「計画についての情報共有をメンバー全員の中で徹底する」という項目を掲げたが、これについてはやはり上級生の方が1年生よりも計画に対する理解が深く、全員が同じ認識を持って全ての合宿に臨めたとは言い難い。上級生ミーティングで合宿の内容をすべて決めて、後に1年生に結果を伝えるというトップダウンの形式ではやはり計画に関する知識のばらつきが出てしまう。
実施する山域などは上級生ミーティングで決めて、計画の詰めの段階から男子全体のミーティングで話し合うなどすれば、1年生と上級生との間の計画に関する知識の差が埋まり、1年生が先輩に付いて行くだけという事態を避けられるのではないかと感じた。
 今後は自分達が3年間培ってきた経験をもとに、後輩たちがより一層活動にやりがいと楽しさを見出していけるようサポートしていきたい。


「女子」年間部活動総括  大原清花

 1年間の集大成である春合宿を無事成功させることができた。すべての合宿が春合宿のステップであるとし、それぞれの合宿の意図するところを合宿方針で明確にすることによって、数を重ねるごとにパーティーの士気が高まっていくのを感じた。
 メンバー全員が活き活きと合宿に取り組むことが出来たのは、揺るぎない信頼と絆があったからこそである。そう断言できるのは、1年間で1番の成果であるし、私にとっては、大学生活において得たかけがえのない財産だと言える。
 勿論、此処に至るまでは、数多くの試練があった。
 4月、5人の1年生が入部し、女子パーティーは総勢11人という近年では稀に見る賑わいを見せた。新入部員は自ら志願して入部した者ばかりという点と、三田キャンパスや聖和キャンパスの学生が入ってきたという点において、非常に特徴的であった。下級生をしっかり見るという点にこだわり、週に2回のミーティングでは全員必ず顔を合わすようにし、上級生は1年生と一緒にトレーニングをするために時間を割いた。これには2つの目的があった。それは、パーティーとしてのまとまりを作ることと、日常での体力を知ることで山でどれくらい動けるかを想定し、パーティーの実力を考えた計画作りを行うことにあった。
 夏活動は「歩く力」に重点を置いた。行動班を2つに分けたパーティー構成にすることに最初は戸惑い、両方試すことで双方の長所と短所を話し合った。2年生にとっては自主性を養う良い契機となった。新人合宿ACT2では過酷な条件が軒並み揃っていたが、1年生の前向きな姿から芯の強さを感じることが出来た。厳しい山行経験を積んだおかげもあり、南アルプスでの7泊8日の夏合宿は、精神的に余裕を持って踏破することができた。
 季節は秋になり、春合宿を決めるために、上級生でプレゼンを行った。冬山の魅力が詰まっていて、自分達の力を最大限発揮できる場所で、なおかつ安全性に留意した場所。蔵王はそれらすべての条件を満たしていた。目標が定まり、冬活動が本格始動した。
 2年生には次期リーダーとしての判断力を養うべく指導にあたった。しかしながら、秋合宿ではパーティーの連携不足や上級生の指導力不足などから予定していた通りのツアーが行えず、スキー合宿ACT1では、体調管理ができておらず全員で合宿を行うことができなかった。
 今までの反省を生かす合宿にしようと、スキー合宿ACT2では、基本的なことから見直すことにした。体調管理には細心の注意を払い、滑降技術を向上させるために全員でスキースクールに入った。ツアーにおいては、意思疎通をはかることを促し、パーティーの連携を図った。合宿後も定期的に集まり全体トレーニングを行うことで、春合宿に向けての一体感を高めていった。
 そして迎えた春合宿。悪天候のために計画を変更する部分もあったが、厳冬期レベルの強い風を受けながらも、一丸となってゴールを目指した。長時間に及ぶシール歩行。ホワイトアウトの中での懸命な声かけとルートファインディング。練習の成果が表れたスキー滑降。今までの訓練の全てがこの春合宿に繋がっていたことを実感し、最高の達成感を味わうとともに、この仲関連と一緒に合宿を行ってきたことを心から誇りに思った。
 反省点としては、2年生の冬山経験が少ないこともあり、リーダーのトップダウンな指導に終始しがちだったことが挙げられる。今後2年生を指導するにあたって、山行経験を積むことを第一の条件として、なるべく早い段階から2年生に意見を求め、考えさせるようにしていくことが大事である。
 また、途中で1年生3人が退部した。やめていった理由はそれぞれであったが、3人の部員に共通するのは、三田キャンパス生ということだった。それまで上級生はトレーニングの時間を合わせるなど時間を割いてきたつもりだったが、共に過ごす時間が上ヶ原・聖和キャンパスにいる部員より少なかったことは確かだ。今後、三田キャンパス生か入ってきた時にはもっと部活に関わることができるような対策をとる必要がある。具体的には、1年生が上ヶ原キャンパスに来ることばかりにこだわらず上級生も三田キャンパスに行ってトレーニングをする、三田キャンパスでトレーニングができるような仕組みを整える、PWに行く機会を増やすなど、多様なアプローチをとっていくことが必要である。
                 
      ***

 個人的な話になるが、今年になってようやく、いわゆる「先輩」としての余裕が生まれ、ワングルを心から楽しむことができたように思う。去年はただ「1年生にワングルを続けてもらう!」の一心で、がむしやらに突っ走っていた感があった。
 3年生の時の春合宿が終わった時、まだ終われない。寧ろこれからだ、と強く思った。今年は自分の思い描いていた「女子パーティー」に近づくことが出来るのだ。なぜなら、2年生が居るからである。新たな1年生の獲得に加えて、2年生を立派なリーダーに育て上げるということが、KGWV女子パーティーを軌道に乗せるための、最大の使命だと思った。
 1年間女子リーダーをするにあたって、先々を見通して計画を立てることが出来たのは、それまでの経験、特に3年時の1年間があったからに他ならない。
 女子パーティーを途絶えさせまいという信念のもとに、奮闘した4年間だった。いつも共に歩んできた佐藤と笠井には感謝してもしきれない。今、たくさんの後輩に見送られてワングルを卒業できることを心から嬉しく思っている。ワングルの楽しさを教えてくださった先輩方への恩返しがやっとできたのではないだろうか。もう思い残すことは何もない。私達の後輩が、そのまた後輩にワングルの世界を見せて、魅力を知ってもらえればいいと、切に願っている。
 今まで見守ってくださった多くの皆様方に感謝申しあげます。




金バッチの受け渡し。

 新幹部紹介

   
 新主将・伊佐木将弘  新主務・原田真実
 文学部文化歴史学科・広島城北高  商学部・阪南大学高
今年度は“部員全員がKGWVを好きになる”を目標に活動を行っていきます。上級生は頼りになる先輩を目指し、1年生は合宿を通じて山の魅力を感じてくれたらと思っております。また自分も主将として体力・技術・信頼と群の抜いた先輩になれるよう、多くの山を登頂し経験を積んで、部を引っ張っていきたいです。私達の活動をHPに載せていきますので、どうかそちらもご覧下さい。至らぬ点も多いですが、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します。 主務として部の運営がスムーズにおこなえるよう、ひとつひとつ丁寧に仕事をこなしていきます。今年は11人の新入部員を迎えることができました。後輩に「山登りって楽しいな!ワンゲルに入部して良かった!」と思ってもらえるような部活にしていきたいです。そして自分にとって後悔のない1年にしたいです。
至らない点もございますが、ご指導・ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。

副将:谷垣良知
女子リーダー:武智彩那




2011年度年間活動方針を発表(左より伊佐木、谷垣、武智、多根)




これからは原田さんの司会で進行します。

年間部活動方針   伊佐木将弘

 今年度の目標ぱ部員全員がKGWVを好きになる”こと。そのために全員が活動に魅力を感じ、各々が満足できる山行を追及する。
 ワンダーフォーゲル活動の魅力は、日常では見る事の出来ない景色を独り占めすることや同年代の仲間と山に龍りテントで語り合うことなど書き出せばきリがない。
 ではどのように部全体で山の魅力を感じるか。山の体力・技術ともに未熟な1年生にとって合宿は辛く試練の場であり、楽しむのは難しい。少なくとも過去の自分はそうだった。なぜ部を辞めずに続けることがでできただろうか、一番の要因は信頼できる先輩の存在であったと思う。上級生の頼りになる姿は、1年生が山を楽しむうえで不可欠であり、良い雰囲気を作り出す。それは山への意欲に反映するのだと思う。過去に先輩達が与えてくれた安心感を、今度は自分達が求められる番だ。自分達の色を存分に生かして、明るく包み込みたい。
 また1年生も早く山に馴染むよう読図力、気象知識、生活技術を身につけ、自らの望む活動を見つけて欲しい。双方の想いが合致すれば、“全員がKGWVを好きになる”という目標への第一歩へとなるだろう。
 しかし自然を領域とする我々の活動は楽しさもある反面、厳しさもある。山では遭難や雪崩など山岳事故で多くの命が犠牲となっている。絶対に事故を起こしてはならない。山岳漫画“岳”の主人公である島崎三歩も言っている。
 「山で捨ててはならないものは二つある。ゴミと命。」だと…。
 厳しい環境に対して無力な我々ができる事は、的確な判断と入念な準備である。実際の状況に応じてよく考え、臨機応変に対応する。決して軽い気持ちで山に臨まず、自らのパーティの力を過信しない。また下界では山登りに直結した体力・技術の強化はもちろんのこと山域・計画等の事前調査を徹底して行う。また山行毎に問題点の把握と改善に取り組み、反省を大いに生かす。当たり前の事を怠らず、安全登山の原点に還る。
 また部に力をつけるために懸命に努力する。活動の質を上げるため、個々がPW等で経験を積み、合宿で力を発揮してくれることを望む。一致団結して部を成長させれば、自ずと部に愛着が湧いてくるだろう、
 最後に、今までのKGWVの歴史を今年度は自分達が背負っていくという意識を強く持ち責任ある行動をとる。その中でも、自分達の代が最高峰であるというプライドを持てるよう頑張っていきたい。さらに、それを来年以降発展させ続けてくれるよう、下級生に指導、伝達していきたい。


「男子」活動方針  伊佐木将弘

 昨年度は東日本大震災の影響で男子春合宿が実行できなかった。極めて異例であり、上級生の経験を考えると例年の水準で合宿を行うことに疑問の声があがるだろう。我々自身も1年間の集大成を達成出来ず、不完全燃焼に感じる。
 しかし、また新たな代として始動する時がきた。男子全員の最終目標は3泊4日以上の春合宿の成功で一致した。活動に誇りを持つため、計画の質を落とさないためにも力不足な点を合宿・PWで補充し、一つ一つステップを積み重ねていくしかない。自分達の至らない点は精力的に4年生に指導を請う。
 だが、不安を払拭するかのように、多くの2年生が連休中のPWでは頼もしい姿をみせてくれた。今年度は2年生の力がより部に大きく反映する年だと思う。2年生の意識が部を左右する事を自覚し、積極的に1年生を引っ張ってほしい。最終的にはリーグ一層七ある3年生が決断する。体力・知識とも群を抜き、山では落ち着いたリーダーになるべく日頃から下級生の模範となるような行動をとる。また合宿中はパーティの1時間後、5時間後をイメージして、2年生に的確な指示を出すことを心がける。
 全ての合宿が春合宿へのステップとして考えている。夏活動は春合宿への基礎作りの位置づけで行う。そのために夏合宿は長期縦走の可能な北海道で行う。北アルプス・奥秩父で夏合宿を終えてきた自分にとって、北海道での縦走は憧れであった。本州とはまた違う景色・大地を堪能しながら、存分に楽しみたい。1年生も夏山の魅力を十分感じてくれるに違いない。そして春合宿はアタック形式で行おうと考えている。アタック形式は部員全員がスキーを楽しむことが可能だからだ。全員が山スキーは楽しいと言えるよう、訓練にも力を入れる。
 また上級生の考えと下級生の考えが乖離することがないよう、下級生が自分の意見を言える場を作り、コミュニケーションを密にしていきたい。1年生には、自主性、そしてやりがいをしっかりと持って合宿に臨んでもらうために、計画の詰めの段階から男子全体のミーティングで話し合い、ただ上級生についていくだけという事態を避けたいと考えている。安全に山行するために必要な技術の習得を目指したい。登山リーダー研修会で学んだ技術は部に還元するようにする。研修会で使用した資料を使い勉強会を開く。研修会で学ぶことは、部の発展に欠かせない。今年度は※ホワイト・アウト・ナビゲーションという読図の技術を導入する。安全を第一に考え、下界で行える事は全てやっていくことで、計画の成功の可能性を上げる。
 ※下界で地形図を読み込み、山域に関するコンパスの角度、高度、直線距離等を記載すること。


「女子」活動方針  武智彩那

 女子部員全員が活動に対して、誇りと自信を持って積極的に活動に取り組んでいってほしい。そのためには全員が活動を、そして山を好きになり、思いっきり楽しむ必要がある。
 楽しむにはどうしたらよいか、といっても何に楽しさを見出すかは人それぞれであろう。大自然を肌で感じることや、美しい景色、仲間と一緒に過ごすテント生活、スキーなど、ワンダーフォーゲル部の活動には楽しむ要素が多くある。この魅力をより多く伝えていくことが上級生の使命である。私自身は、重い荷物を背負ってひたすら歩いて、仲間とともに苦しさを乗り越えた達成感も魅力の一つだと思う。山を登ることは苦しい。だが、苦しいこと以上の何かが私たちを魅了してやまないのだ。
 しかし、苦しさが勝ってしまっては活動に魅力を感じることができない。日々のトレーニングは山を楽しむためのもの、ということを念頭に置いて鍛練を積む。体力がついてくれば、一つの山、合宿を終えるごとに自分の成長を感じることができ、更に充実した活動に取り組むことができるだろう。
 また、パーティ全員が一つの計画に挑戦しているという共通の意識を持つことが大切である。特に1年生も活動への参加意欲を主体的に持ってもらうために、事前の準備・情報収集を一緒に行い、具体的なイメージを持って合宿に臨むようにする。
 また、1年生が不安にならないよう、初心を忘れず安全を第一に女子活動を見直していく。特に、冬活動に関して不安を抱かせないよう、我々自身も技術を身につけ、知識を増やすことを怠らないようにする。
 “山を楽しむ”1年にするために、気持ちのよい稜線歩きや雄大な景色など山の魅力がつまっている北アルプスで夏合宿を行う。冬は、滑降を楽しむことができるアタック形式で合宿を行う。
 私たちには、4年生が不在であり、そのサポートがないという点で負担も大きいであろう。しかし、先輩だちから教えていただいた技術・信念は私たちにしっかりと根付いている。昨年度は4年生であるにも関わらず全合宿に参加していただき、先輩方には感謝してもしきれない。この恩に報いるには、我々が受け継いだものを次の世代へとつなげていき、KGWV女子パーティのさらなる発展を目指していかなければならない。そして、我々にはその志がある。今年、1年生が8人入部してくれた。上級生は4入と少なく経験が不足しているが、全員モチペーションは高く、山の魅力を伝えたいと思っている。この1年を振り返ったとき、全員がやりがいを見つけ、最高だったと言える一年にしよう。




今年の代の言葉は「ACT」 (Aggressive,Careful & Thanks)。




副部長を退任される久保田さんに伏見前主将より花束贈呈。
永年、部運営のサポートをしていただきありがとうございました。



今年エール担当の高野君(2回生)

新1回生紹介


名 前

前田祐樹

学部・出身

商学部・三木高

入部動機

「人」対「自然」で、携帯やテレビなどの文明の利器(?)無しで生きられるというシンプルな生活に憧れたから。そして強くなりたいからです。

抱負、他

この4年間で自分に厳しい人になれるように頑張ります。


名 前

村田三四郎

学部・出身

社会学部・広島県立広高

入部動機

先輩に誘われて

抱負、他

名 前

山本康太

学部・出身

経済学部・豊中高

入部動機

外に出て何かをする事があまり好きではなかったので、そういった機会を増やしたかったから。

抱負、他

まだ分らない事がたくさんあるので、先輩から教わったことはその都度しっかり覚えるようにし、早く迷惑をかけないようにしたい。

名前

マーティン・トラウトウェィン

学部・出身

留学生・ドイツ・ベルリン

入部動機

旅行とハイキングが好きです。去年富士山に登り、とても良かったので、今年も登る予定です。

抱負、他

Reach for the top,never give up!

名前

岩瀬綾美

学部・出身

総合政策学部・千葉県立佐原高

入部動機

南米パタゴニア、フィッツ・ロイ山のトレッキングで山にハマリました。

抱負、他

ガチ登山楽しみです。

名前

長 優花

学部・出身

法学部法律学科・北野高

入部動機

登山の経験はありませんが、知り合いの話を聞いて、大学生になったらワンゲルに入ろうと思っていました。

抱負、他

名前

高橋志織

学部・出身

文学部文化歴史学科・愛知県立千種高

入部動機

体を鍛えたいと思ったから。居場所が欲しかったから。

抱負、他

体力に自信ありませんが、自分なりに頑張りますので、どうか見捨てないでください。

名前

谷口美波

学部・出身

文学部文化歴史学科・福井県立藤島高

入部動機

とにかくアクティブな大学生活にしたかったから。

抱負、他

4年後に、やりきった!と思えるように全てにおいて全力投球したい!


名前

中里 茜

学部・出身

文学部総合心理科学科・播磨高

入部動機

雰囲気が良かったから

抱負、他

4年間続けて行きたいのでよろしくお願いします。学業との上手い両立法を教えてもらいたいです。

名前

西山 舞

学部・出身

総合政策学部・星陵高

入部動機

友達がいるから

抱負、他


名前

山口佳陽子

学部・出身

文学部文学言語学科・京都女子高

入部動機

興味があったし、スキーが楽しそうだったからです。

抱負、他

もっと山に詳しくなって、いろんな山に行きたいです。たくさん迷惑かけてしまうと思いますが、よろしくお願いします。





場所を西宮北口に移して、新歓コンパ開始。
部では公式行事での未成年者への飲酒禁止を徹底指導しており、未成年の
部員は青い名札(成人は白色)を着用し、識別しやすくしていました。     




久保田さんの後任として6月1日付で副部長に就任される澤谷敏行さんです。
関西学院の高等教育推進センターにお勤めで、久保田さんとは関学職員の
登山クラブで永年ご一緒され、登山活動にたいへん理解のある方です。  
これから部運営のご指導・サポートよろしくお願いします。           




1回生恒例の挨拶。                           
まだ少し声が小さいですね。                       
2回生岡田君の模範指導もありましたが、これからの成長に期待。















おまけ。皆さん若いから当然2次会・3次会へ
明日はきちんと授業出席(できないかも?)



                                                                    文・写真 小山(H9卒)