2011年度4年生追い出しコンパ・OB会新入会員歓迎会
2012年3月4日(日)14:30〜 於:関学新学生会館・ふじや本店
今年も追い出しコンパのシーズンを無事迎えることができました。今年の卒業生は男子4名。女子部員はいませんでしたが、個性豊かなメンバーが揃い、多くの後輩を育ててくれました。山行計画も多彩かつ精力的。なおかつ、従来の定型的な生活技術を見直すなど、今の時代や山行スタイルに適した形を模索してきた学年であったと思います。
これから社会に出る彼らの活躍を祈念いたします。
式次第 司会 主務原田真実 ・開会の辞 ・開会の挨拶 則定部長 ・I like it like that(スライド上映) ・現役からのメッセージ ・OB紹介 ・記念品贈呈 ・4年生からのメッセージ ・閉会の挨拶 倉本監督 ・エール、校歌斉唱 ・閉会の辞 |
則定部長より開会のご挨拶
スライド上映(岡田君作成)で思い出をプレイバック
水嶋君(2年)から西宇君へメッセージ 西宇君のやさしさがわかりました
力丸君(2年)から山森君へ アメとムチを使い分ける山森君、意外でした
谷垣君(3年)から上野君へ 上野君は包容力のある兄貴って感じです
伊佐木君(3年)から伏見君へ
伊佐木君、思いのたけを込めて4年生全員へのメッセージを披露するも、途中で混乱したのか?
肝心の伏見君へのメッセージを割愛する始末(汗)。参加者全員椅子からずり落ちる。。。。。
萩原OB会長よりご挨拶
記念品の贈呈(花束、色紙、その他諸々)
4年生からのメッセージ
伏見 直之(前主将) 文学部文化歴史学科
色々な経験ができるだろうという思惑を持って入部した訳だが、思惑通り色々な経験ができた。
ワンダーフォーゲル部に入部していなければ、40キロの荷物を背負って1日中歩くことや、朝起きて何かに追われるようにテントから飛び出すことや、駅前で野宿することや、青春18切符で20時間電車に揺られることや、マムシに噛まれて入院することなんかも経験できなかっただろう。或いは、雪山に踏み込だり、その雪山でスキーを履いて転がりまわったり、血を吐くんじゃないかという勢いで担架搬送の訓練をしたり、夜な夜なゲレンデを逆走したリ、雪洞の中で震えながら朝日を待ったりといったことも経験できなかったに違いない。また、北海道の大地に極楽浄土の景色を見出したり、北アルプスの谷に完璧な美を感じたり、満月や星の明るさに驚いたり、白く輝く山並みに目を奪われたりすることも無く、山スキーの宙に浮くような快感に雄叫びを上げる事も無かったと思われる。
かような種々の経験を通して、精神力・体力・生命力等の向上は図れたと思うのだが、人格があまり磨かれていないように感じるのは恐らく気のせいだろう。4年間楽しいことも疲れることも幾度となくあったが、一度も部を辞めようと思わなかったのは仲間の存在によるところが果てしなく大きい。先輩、同輩、後輩のみなさん、本当にありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。
山森 邦誉(前主務) 商学部
大学生の間、部活動を続けられた自分の成長を嬉しく思うとともに、ワンゲルに感謝している。今思うと、なんて面倒くさい1年生だったのかと思い、先輩には頭が上がらない。中学・高校と部活動知らずで、受験もしていない緩い生活をしていた私は、線が細く、退部濃厚者リストのトップにいたことは、先輩やOBさんの証言から知っている。でも、続けてこられたのは一つ。同期の存在である。同じ合宿を消化し、苦楽を共にした仲間。本当に仲間に恵まれた。会計や無茶な理由でHP管理人を任命され、その使命を全うしてくれたイケメン上野氏。遅刻病だけはとうとう治らなかったが、突然の山小屋管理人を引き受けてくれ、主将として引っ張ってくれたタフネス伏見氏。最も礼儀正しく、半ば押しつけであった、体育会本部とワンゲルとを見事に両立してくれた、タッチが気になる西宇氏。本当に感謝している。
とにかく、大学生活を充実させてくれたマクドナルドとワンゲルありがとう。生涯スポーツとして登山を続けていきたいと思う。
上野 靖史(前副将・会計) 社会学部
(号泣しています)
上級生から幹部となり、幹部を退いて現役の活動を側で見守る立場になると、部活の組織図とか相関図が広い視野で見えるようになってきた。つまり、関学ワンゲルは現役部員だけで成り立っているのではなくて、やはりOBや学院の協力があってここまでこれたという実感が恥ずかしながら卒業を近くして湧いてきた。昨年度は会計を担当させていただき、沢山お世話になって特にそう感じた。もちろん金銭面だけでなく、OBからの様々なご厚意を頂けたことに感謝してやまない。
思い返せば学生生活の記憶は90パーセントがワンゲルで埋め尽くされている。この事が良いのか悪いのか別にして、人生において最も貴重といえるこの学生生活、ワンゲル指向に針が傾いたのなら、針が折れるくらい最後までワンゲル一筋でやってやろうじゃないか。
西宇 弘治(前体育会本部) 社会学部
私は、山で1つ、決めている事があります。それは「すれ違う人とあいさつする時は必ず笑顔でする」ということです。理由は3つ。
まずはやはり、人と話すときは笑顔の方が喜ばれるからです。下界でもそうですよね。まぁ、基本です。笑顔で元気な人が、好感がもてますからね。
2つ目は、相手の期待に応えたいからです。別に期待なんかしてないよ、なんて言わないでください。山ですれ違う方たちの中には、高齢の方が多くいらっしゃいます。やはり、若い私たちのタフな姿を期待しているのではないでしょうか。期待とまではいかなくても、元気であって欲しい、くらいは思っているでしょう。がっかりさせたくありません。山で若い人に会えた喜びと、そのタフさへの感心と、少しの羨みをもって見送ってほしいのです。そして3つ目は、プライドのためです。私たちは部として山に登っています。関西学院大学体育会ワンダーフォーゲル部として登っています。関学体育会を背負っているのです。他の部のためにも、弱いところは見せられません。私たちだって、試合が無くとも体育会なのです。更に、K.G.W.V.には長い歴史があります。OB・OGの皆さんが築いてきたものがあります。OB・OGの皆さんがいなければ、今の私たちは活動できません。それらを崩さないためにも、余裕を見せます。多少無理してでも、数秒だけでも元気を出します。K.G.W.V.という誇りのために。
倉本監督よりご挨拶 宮崎OB会幹事長よりご挨拶
卒業おめでとう!
場所を西北「ふじや」に移して追い出しコンパ
菱谷さん(S35卒)より乾杯の挨拶
上野君、学生最後のエール
2次会へ移動♪ ここからエンジンかかりだします。 若さっていいなぁ。
春合宿 気をつけて行ってらっしゃい!
写真・文:小山良俊(H9卒)