2014年度  追い出しコンパ


2015年3月14日(土)、関西学院会館光の間にて「追い出しコンパ・OB会新人入会式」が開催されました。
今年度は男子1名女子5名の卒業となります。
男子1名で苦労して後進を指導した村田君。2年・3年の女子下級生が不在で、1年生を最後の春合宿まで育成した4年生女子。
かけがえのない大学生活はどうだったかな?何はともあれ、ご苦労さまでした。
これからはOB・OGとして後輩・現役をしっかりとサポートしてください。
OB・OG諸氏、思い出の詰まった上ヶ原から社会へ旅立つ彼らを今後ともどうぞ見守り下さい。


卒業生の皆さん


則定部長(右・後藤主務)

 

 

卒業生からのメッセージ

中里 茜  元・主務  文学部

 本日は私たち4年生のためにお集まりいただきありがとうございました。私は、この部活に2つ上の原田先輩に勧誘されて入りました。私たちの代は人数が多く、武智先輩や菅沼先輩、松山先輩の指導は大変だったと思います。正直、私もしんどいと思うことが多い日々でした。その中で続けられたのは同期の存在があったからです。
 そんな同期の一人一人にメッセージを送ります。まず、村田君。主将として本当にしっかりしていて、ダメな主務の私は助けられてばかりでした。大西さんは帰る方向が一緒で何でも話せる相手でした。高橋さんは面白い人で、テントでいろんな話をして笑いあいました。谷口さんは少しおろおろしたところがあってかわいらしい人でした。山口さんは女子リーダーを務め、普段はおっとりしながらも山では頼れる子でした。
 同期のみなさんには本当に感謝しています。









谷口 美波  文学部

 4年前、私はとにかく体育会に入りたくていろんな部活の新歓に参加しました。そして、最終的には3択になって、その中でも長野に行くついでに帰省できそうという理由でワンゲルに入部しました。入部後は、ACT1で想像以上の荷物の大きさに驚き、夏合宿で雲の平の登りがつらすぎて心が折れ、秋合宿では雨に濡れて震えながら、「このままこの部活にいたらいつか死ぬ」と思いました。こうして入部してからの1年間は合宿の度に戸惑い、辞めようと思い続けました。
 しかし、不思議なもので、その後も合宿の度に「辞めよう。普通の女子大生になりたい。」と思うにも関わらず、下山した瞬間そのつらさを忘れ、また次の合宿に参加し、登り始めると「ああ、そうだった。つらいからこの前辞めようと思ったんだった。」と考えながら歩くということの繰り返しでした。
 また、私の場合、部活だけでなく、卒業論文でも山にお世話になりました。「集団登山の始まり」について研究を行い、その際山岳会の方や山岳博物館の方に大変お世話になりました。ゼミの先生も山登りが好きな方でゼミの時間に山の話に花を咲かせることも多く、楽しかったです。
こうして振り返ってみると、私の大学4年間は山に支えられた4年間だったなと改めて感じます。1年生の頃はサークルに入っていた方が楽しかっただろうなと考えることもあったけれど、ワンゲルに入ったことで今しかできない経験がたくさんでき、また、山を通じて多くの人と出会うことができました。そして卒業を迎えた今ではここまで続けてきて本当によかったと感じています。
 私がここまでワンゲルを続けてくることができたのは、どんなときも応援してくれた両親、何もできない私を見捨てず1から教えてくださった先輩方、辛い時に励まし合った同期、こんな私を慕ってくれた可愛い後輩達のおかけです。そして、ワンゲルの活動を安全に行うことができたのは、監督コーチの皆様、部長や副部長、OB・OGの皆様の支えがあってこそでした。
 私が、いろんな方々に支えられ、4年間関学のワンゲルで何にも変え難い経験をさせて頂いたことに心から感謝したいと思います。本当にありがとうございました。

山口 佳陽子 元・女子リーダー 文学部

 この4年間を通して自分自身大きく変化したなあと感じます。ワンゲルに入部するまでは山なんて、ただあるだけだと思っていていましたし、お風呂もトイレもない生活も考えられませんでした。
 しかしこの部に入ってから山の、特に冬山の魅力に気づきました。今では山というワードが出てくると無意識に反応してしまうほどです。もちろん魅力だけでなく山の恐ろしさや辛さも知りました。ホワイトアウトしたりテントが浸水したり、今考えるとよく辞めなかったなと思います。でもそのような状況を耐え抜いてきたからこそ強くなれましたし、何でも乗り越えて来られたからこれから先何があっても大丈夫、という謎の自信がつきました。
 変わったというと、
4年生での1年間が一番成長できました。女子リーダーになったものの、元々前に立って人に指示を出すような性格ではなく、その上他人任せなところがあったので慣れないことが多かったです。それでも上級生を信じてついてきてくれる1年生たちの姿を見ると頑張らないと、という気持ちになりましたし、楽しいときも辛いときも一緒に乗り越えてきた頼れる同期たちに支えられてやり遂げることができました。本当にありがとう。
 男子もみんないい人ばかりでした。うるさいけど、みんなで騒ぎながら部活に対して熱くなれて、全力投球できることが羨ましかったし、すごいなあと思っていました。終わりが見えてこないので、ここら辺で締めたいと思います。ワンゲルでの思い出や、ここで出会った人たちは一生忘れないと思います。私の宝です。ここでの経験を糧にして、これからも頑張っていきます。今まで支えてくださった皆様には本当に感謝しています。ありがとうございました。


大西 ゆりか  文学部

 私が4年間部活を続けてこられたのは、周囲の支えがあったからです。ワンゲルの人たちは本当にいい人で、どんな人でも受け入れてくれるし、誰かのために動くことができる人ばかりです。私はワンゲルに入部するまで、「皆で協力する」ということが苦手だったので、自然と助け合える部員のみんなのことを、学年に関係なく尊敬していました。
 このような性格なので、周りには迷惑ばかりかけたと思います。ですが、先輩は、私が困っているといつも心配してくださりました。後輩は、どんな時でもついてきてくれました。そして、一番迷惑をかけたと思う同期のみんなは、4年間私のことを受け入れ続けてくれました。本当に感謝しています。
 ワンゲルに入部して、たくさんの仲間に出会えて、私の大学生活はとても充実していました。
 最後に、部員のみんな、
OB・OGの方々、関係者の方々にお礼を言いたいと思います。今までお世話になりました、ありがとうございました。





高橋 志織  文学部

 お忙しい中、式典にお越し下さりありがとうございます。
原稿を考えようと思いましたが、部室でみんなと話しているうちに時間が過ぎてしまい、考えられませんでした。なので、思いついたことを話します。
 私は水嶋さんに勧誘されて入りました。なぜか時計台とテントの間に水嶋さんがいて、声をかけてくれました。今でも鮮明に覚えています。一番辛かった時期は一年生、二年生の頃でした。そして、達成感があったのも、一年生、二年生の頃でした。後輩を指導する立場になって初めて先輩方の気持ちがわかり、改めて私たちを育てて下さった先輩方の偉大さに気づかされました。本当にありがとうございました。
 四年生になってからは、就職活動を長く続けていたため、ワンゲルにあまり関われず、同期のみんなには常に助けてもらいっぱなしでした。

 一年生はいつも一所懸命で、前向きで、力を合わせて頑張っていて、その姿に勇気をもらっていました。うまくいかないときもありましたが、早く良い報告ができるように就活頑張らないと、と思っていました。ありがとう。
 
春からは国外へ出て働きます。四勤二休ですので、日本に帰国中うまく予備日がとれそうなときは、軽めの山、もしくはこれまでみたいに下界でわいわい遊べたら嬉しいです。お誘い待っています。四年間、ありがとうございました。

村田三四郎  元・主将  社会学部

 卒業を迎えてどのようなメッセージを残そうかずっと考えてきました。しかし、結局感謝という結論に至りました。ですが、私が抱いた感謝の気持ちは普通の意味合いとは少し違うものだと思います。もちろん、今までの周りからのサポートへの感謝の念もありますが、その一方で、自分の無力さを思い知らせてくれたことに対する感謝の念があります。
 私は今まで先輩や監督から期待されることが多く、そのため、自分がやらなくては、自分は何でもできる、というような覚悟にも近い思い上がりがありました。しかし、私が主将になってからは、後輩をうまくまとめることもできず、登山の計画も後輩の熱量によって遂行されたように、自分の力が微々たるものであることを自覚しました。このことは自分にとって衝撃でしたが、思考を変えてくれた大きな変換点でもありました。
 自分は何も持たないゼロの人間だからこそ、何かを学び取っていかなければならない。そして、社会に出てもこの初心を失うことなく邁進していきます。
 監督・コーチ陣の方々、先輩、後輩、同期の女子達、今まで本当にありがとうございました。