【T】監督・コーチの承認
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監督に西島多喜男氏(S39)、ヘッドコーチに梅原有紀氏(H14)、コーチに野田悦史氏(H17)、竹田祐麻氏(H17)がOB会推薦の通り承認された。 |
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【U】50周年記念事業委員会活動の承認
(1) |
50周年記念事業委員会活動の内容については大綱において承認された。 |
(2) |
招待者については50周年記念式典が「部としての公式行事」であるとの観点より委員会に対し下記のとおり若干見直すことを提案することとした。
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〔追加メンバーとして〕体育会学生本部長及び応援団総部を呼ぶこととし、年内に式の骨子を体育会本部及び応援団総部に現役主将が持参する。 |
A |
平松学長(海外出張のため出席不可)、浅野副学長、体育会会長(KGAA会長のみ)は招待を既に決めており不変。 |
B |
同窓会長、KGAA副会長(複数)、体育会各部代表者(OB会、主将?)については12月15日のOB出席者数の集計結果を見て決める。 |
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【V】資料の保管について
(1) |
長坂理事より、現役の部室・倉庫を活用してK.G.W.V.の資料を保管できないかとの提言があり、これに対し現役より「倉庫には資料の他装備等で既に満杯であり、学院から新たに倉庫を借りることも不可能。資料のデジタル化が必須な状況である。」との現状説明があった。 |
(2) |
こうした現状への対応策として下記を結論とした。
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歴史ある大学のクラブとして過去の資料、今後の入部者への教育用資料等の保管場所の確保は必須であり、場所がなければ今からでも作るべきである |
A |
現役として「倉庫を改めて整理しスペース確保の努力をする」こととした。 |
B |
保存すべき資料としては、「白樺」創刊号より、創部40年誌、山小屋40年記念、今回の50年誌(これからの新人にも渡せるように数十部程度)等々・・・・・。 |
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【W】山小屋について
(1) |
10月28日に学院にて「山小屋運営委員会」が開催され、これに出席された則定部長の話として久保田副部長より下記報告があった。
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昨今の山小屋利用者の減少傾向に対して、学院側としても問題視されている |
A |
対策の一環として「登録されたOBがヘルパーとして同行し、使用に責任を持つことでOBの使用条件を緩和しより活発な使用を促す。」との案に対して、学院側は「基本的には歓迎する。如何進めるかはワンゲルに一任する」との立場である事が確認できた。 |
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(2) |
「OBが山小屋を利用し易くなる」との視点より、以下の項目に付き具体案を作り、今後学院側と詰める事とした。
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OBヘルパーをどういう基準で、何人くらい選ぶか、 |
A |
ヘルパーとは何をしなければならないのか(=仕事と責任)、マニュアルを現役に用意してもらう。 |
B |
ヘルパーへの報酬(支払い基準の設定=学院としては「支払いの用意はあるが持ち出しになっては困る」との立場) |
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【X】勝山基金の方向付け=今後の勝山との関わり方について
(1) |
現役(勝山交流事業担当、吉田誠氏)より勝山キャンプを終了したいとの提案があった。理由は下記。
@ |
当事者不在の状況で、「恩返し」という位置付けで後輩たちにキャンプを続けさせることは出来ない。時間とお金がかかる勝山キャンプは大きな負担になる。 |
A |
キャンプが好きという部員も確かにいる。しかし、このクラブは山を登る為のクラブであり、キャンプに力を入れることは部の根本を揺るがす。 |
B |
遭難の当事者が卒業する来年度で終了するのが良いタイミングである。 |
C |
クラブの活動目的から考えても、子供たちと行うキャンプを続けることはふさわしくないのではないか。 |
D |
山に行く時間を大切にしてほしい。 |
E |
就職活動などをこなしながら勝山のキャンプを考えることは今後の負担になる。 |
F |
ここでやめなければ、おそらく長く続いていく活動かもしれないが、遭難したメンバーの気持ちとしても、恩返しとしての位置付けをなくしたキャンプが今後現役の負担として存在し続けてほしくない。自分たちの代で終えたい。 |
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(2) |
OBの皆様の意見は以下。―キャンプ活動の現役の意見を踏まえて
@ |
恩返しとしてのキャンプを打ち切るのはよいと思う。恩返しというと重いイメージが付きまとう。今後は社会貢献活動として積極的に部全体でして行っていくべき。 |
A |
このような社会貢献活動で関学はこうだ、ワンゲルはこうだ、ということを世間に広く知らせることが出来る |
B |
KGWVとしても、勝山としても末永く付き合っていきたいという気持ちがあるので、関わりを持ち続けることが望ましい。 |
C |
子供たちとのキャンプを、クラブの本質から外れた別のものとは捉えてほしくない。活動の一環としてよいのではないか。 |
D |
遭難の際に、さまざまな御手紙、カンパなどを社会からいただいた経緯があり、社会的にキャンプをやめるのは望ましくない。さらに、学院の印象も良くなっている。 |
E |
事故を起こさない責任の伝承という意味でキャンプは必要。やめるのなら違うものを提案すべき。 |
F |
現役だけでこの活動を続けるのは難しいことはよく理解できる。これからはOB会、監督コーチ会、現役あわせてオールワンゲルの問題として捉えていかなければならない。 |
G |
今後は遭難当事者の何らかのアクションが求められてくる。 |
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(3) |
上記OBの意見を踏まえ、更には事故時の当事者年次であるH16、17年卒業の先輩の意見も良く聞いた上で再度取り纏め方向を決める事とした。 |
(4) |
(3)項で取り纏められる結論に基づき今後の所要費用の概算、予算化をした上で、勝山基金の使い方、基金原資の補充方法(OB/現役分担)等も併せて検討する |
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【Y】水谷基金の現役支援策の具体化について
(1) |
長坂理事より基本的考え方として下記の通り述べられた。
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使い方は「貸し出し=融資」に限定する。(=渡しきりはない) |
A |
水谷基金は遭難対策基金でもあり、全額を貸し出してしまうことはできない。貸し出しの総枠(=年間予算枠)を決め運営する。(イメージする基準として、上限10万円/1人・貸し出し枠=基金の半分) |
B |
返済は卒業後1年以内とする。 |
C |
返済保証のため保証人の設定する。 |
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(2) |
長坂理事より、(1)項基準に沿って現役として希望を纏め、貸し出し・返済両面のルールを作って提案をしてもらいたい旨要望があった。これを受け、OB会としても常任幹事会を中心に検討することとした。 |
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