どうして、何が問題で有志が小委員会を作ったのか
答  申  書
渓声クラブ、WV部、OB会の位置づけと運営組織の図表

 

どうして、何が問題で有志が小委員会を作ったのか
                              (答申書作成の経緯

どうして、何が問題で有志が小委員会を作ったのか
(答申書作成の経緯)

清水 修(32)   

 長年低調だったOB会活動が山小屋40周年、創部50周年事業発足に伴い活発化し、それを通じて現役の活動も見える様になり、そして無関心であった熟年OBも徐々にワンゲル活動(WV部とOB会)に関心と意欲を持つようになってきました。
 その時期に大長山で遭難事故が起こり、OB・OG諸氏の意識、意欲が急激に高まり、事故再発防止を基本にWV部活動とその方向、OB会の運営とあり方に就いて各学年を通じて活発に論議されだしました。
 然しワンゲル活動自体を含めた社会環境の変化に加え 卒業以来数十年の時間経過があり、更にOB会活動に無関心で運営を善意の少数の者に任せていた為 現状の認識は充分でなく、又OB会よりの情報不足もあって、その論議は全体像を把握できないままの解決策を見出せない堂々巡りの問題の指摘にとどまり、これが更に問題を生じる事になりだしました。
 そこでWV部、OB会が更により良い運営組織として50周年を超え創部100年を目指すのを願う有志メンバー(12人)が集り、4/14以降12回約40時間の討議を行い、WV部とOB会の係わり方、運営、方向付け等も含めこれ等問題を整理分類し、改善策に纏め、小委員会名で9/20にOB会長に答申書を提出しました。
 又 改善対象の中で重要である「情報の共有」は急務でありますので、常任委員会の決議を経て広報担当の推薦を行い、このホームページの作成を行ないました。 

 小委員会のメンバーは下記の12名です
     清水 修(32)   北部 守健(33)  松原 徹(34)   高岡 武夫(35) 
     細谷 行夫(35)  長坂 正通(36)  岡部 駛郎(37) 富田 寿一(37)
     堺 孰 (38)    田花 紀子(38)  竹本 修(39)   広瀬 喬裕(39)

御願いと所感

1. 今回昭和30年台のメンバーで纏めました。考えに偏りが出ない様、可能な限り幅広い年次の方の意見を伺う様にしましたが充分とは思っておりません。方向違い、的外れの見解、改善策等もあると思いますのでお気づきの点をご指摘願います。
2. OB会は50年に跨る幅広い構成となっております、年次層・性別に応じての見解、要望も多様と思います。 
それぞれの年代層で小委員会と同様、意見集約をして提案をすればOB会の活性化、会員の意思疎通に繋がると考えます。        
 如何でしょう、積極的提案で共有するOB会にしませんか?
3. 学院生活4年間をワンゲルで過ごした我々は共通基盤を持っております。
幅広い年次で、家族も含め皆で楽しめる同好会を 例えば----山行き、ハイキング、スキー、旅行、ゴルフ、釣等の会を――ホームページを活用して立ち上げませんか?

穂高岳

答   申   書

 

  関西学院大学体育会ワンダーフォーゲル部
         OB会長 松谷 元夫 殿
                                               2004.9.20
                                        小委員会 代表 清水 修(32)

                
答   申   書

A 諸問題発生の原因、原点。 
  その背景の分析・検討の結果、対処・改善事項は複層的な項目に広がるので、問題発生の原点を要約をする

1. OB会に対する大多数のOB会員の無関心と無参画、無支援が長期間に亘り、その間OB会役員(含監督・コーチ)は孤立無援の中で会の維持、運営を行った
(我々はこの役員の献身に対して深い感謝と敬意の念を持つ)
2. 長期に亘る間 小人数でのOB会運営であった為、当然ある程度の要処理・要対策事項が未完了となった、言い換えると積み残し問題が発生した (会員の中に、これは役員の責任と非難をする動きがあるが、真に非難されるべきは無関心であった我々OB会員であると認識する)
3. 積み残しの問題→要対策、改善事項
    これは50年間の経緯と苦労、その時々で対処した結果として今日に至っているが、小委員会では個々の事実を乗り越えて、今あるべき姿を求めた
然し現実には改善が難しい事項、又相当の期日を要する案件もあると考えている。

B,これ等の要対策、改善事項をWV部・OB会・OB会員に展開する
WV部
 1.KGWV理念と活動方針のアンマッチ(理念は年次を経る事で少しずつ変容する)
 2.安全と事故防止対策の確立
OB会
 1.現役支援費の増→OB会活動が低下
 2.人事の停滞と組織運営の硬直化、コーチ問題では常任幹事会の組織的活動が不足
 3.理事会、幹事会等の審議内容のOB会員への周知不足
 4.会員年齢の多層化→意識の多様化
OB会員
 1.年齢多層化による意識変化(増加する高齢者層)
 2.OB会の動き、現状等が判らない→情報の不足
 3.その結果、不安・疑惑・不審(不信)が潜在化し、更に今回の事故を機にOB会に対する関心と改善要望が高まった

C これ等前記Bの事項を部門別に分類し、問題点と改善策を示す
 1.渓声クラブとWV部・OB会のあり方
問題点 改善内容
渓声クラブとOB会の役割分担が判らない 渓声クラブを軸とし、WV部とOB会の位置づけを並列関係にする
OB会主導型の偏りを是正 1.渓声クラブの目的、役割分担等を明らかにし、WV部とOB会の方向付け、見解の統合、意思疎通を行う
2.渓声クラブでOB会推薦の監督・コーチを審議、決定する
理念、伝承が 出来ていない 1.WV部の綱領(部活の理念)の制定→ 部の理念、方向を定める
2.KGWV精神の伝承(渓声クラブが主体となって行う)
  渓声クラブの理事会・委員会と監督コーチで口伝・行動伝・文伝・画伝
  発行部誌類、計画書、報告書、写真の保管・活用→部室ロッカー等で保管
  現役とOBとの交流会を制度化
  (監督の任務:合宿・PWの検討、許可、技術指導、安全指導等とWV理念の伝達、人間形成指導)

 2.WV部のあり方
問題点 改善内容
部の活動指針・自律意識が不足 1.まず綱領(部活の理念)を制定→ 部のあり方、理念、活動方針、組織、自律意識の確立、安全対策と事故防止等
事故対策
1.現役がOB会〔渓声クラブ〕に事故対策の依頼を行う
2.不足・立替はOB会〔渓声クラブ〕への依頼事項

3.OB会のあり方
人事の停滞と運営の改善 1.役員の任期を定める(含む常任幹事、監督・コーチ)
  2年任期 再任可、但し再任は3期6年を原則とする
  (期限を定めることで、一定期間内での尽力と後継者育成を行う)
2.人事の更新で絶えず改善、見直しを進める
3.現在のコーチ欠員の異常事態解消には組織的対応が必要
4.常任幹事会の運営が分かり難い
5.代議員会が形骸化している、審議機能を持たせ活性化を図る
会の目的を見直す 1.OB会運営目的を明確にする→OBの親睦を主体とする
2.現役支援は監督・コーチ派遣と金銭支援(会費の10〜20%程度を枠とする)
3.理念の伝承と現役との交流
運営の改善 1.会員の年齢構成変化に対応したコミュケーション行事の実施
     (山、スキー、釣、ゴルフ、勉強、講習会等の活動)
2.機関紙・会報の定期発行(理事、幹事会の議事録をその都度周知する)
  (1)OB会のホームページを早急に作成
  (2)専任の広報担当委員を任命し、現在の情報不足を解消
  ホームページの活用でタイムリーな情報伝達と意見の相互交流、 又郵送費、
  発送事務の軽減目指す
  会の活動、指向する方向等を充分に知らせ、常に参加意識の保持をする
3.山小屋慰霊祭の見直し又は廃止
  山小屋の集い等の名称で、OBが集まる お祭り的行事にする
  毎年は不要で節目時に行なえば良い
    (50周年が改定のチャンス時。⇒経緯があるので専門委員会で検討)
4.慶弔を規約化、会員死亡のみを対象とする(家族は対象外)
  小額の香典又は弔電で可
5.質問、提案、要望、不満を取上げる窓口の設置
6.会員が納得・理解する会運営に近づける
会計関係
決算書
会費,
1.決算報告は内容が掴めない。説明を付記、予実算対比をする
    渓声理事会、常任幹事会の開催回数の付記
2.会費額の見直し 会費の一律化(男女差は見直し)。
  運営の改善結果を見て再検討
    (会費額5000円〜通信費のみの2000円、シニア会費等多様な意見が有るが、当面は現行額で可と考える)

4.OB会の活性化
会費未納者 HP・代議員を通じて諸制度改正と目指す方向、行事等を説明し会の参加率を高める (納得の問題と考える)
50世代の意向を
会運営に反映
10年単位の年次グループ別で討議・意見集約をさせ、問題等を吸い上げる。    現状では問題点、要望が掴めない

5.その他
50周年以降の
長期計画
(例えば山小屋の改築 OB会員が家族と共に使用できる小屋に改築する等の目標を立てる)

以  上 
  

 

渓声クラブ、WV部、OB会の位置づけと運営組織の図表

 参考として 現状の渓声クラブ、WV部、OB会の位置づけと運営組織の図表化を添付しますのでご覧ください。

KGWVOB会の位置づけと運営組織